2018/07/08 14:23

関東地方は、観測史上もっとも早い6月29日の梅雨明けからちょうど1週間。
台風の影響で、ここ数日は暑さもやや小康状態ですが、年々長くなっている
夏の滋養ドリンクとして、意外にいけるのがアイス マサラチヤです。

チャイということばは、お店でもよく目にされていると思いますが、
インド風の煮出しミルクティのことを、ネパール語ではチヤといいます
(ちなみに、トルコ語、ロシア語、ペルシャ語でも、お茶はチャイと呼びます)。

マサラはスパイスのことで、チヤに入れる代表的なマサラといえば
シナモン、カルダモン、クローブなど。
日月堂で扱っているCTCマサラティも、上記のスパイスが入っているので、
簡単に〝マサラチヤ〟をつくることができます。

以下は、日月堂 ネパール食堂開催時のレシピです。

マサラチヤのつくり方(2杯分)

【材 料 (できあがりが1杯分120~130ccとして)】
 水 130cc
 牛乳 120~130cc
 CTCマサラティ 4g(ティースプーンに軽く2杯)
 砂糖  15g

1.水130ccを鍋に入れて火にかけ、沸騰する直前に牛乳を加える
2.1.が沸く直前に、紅茶を入れる
3.数秒間、沸騰させ、ふきこぼれないように火を弱めて、1~2分ほど煮る(このときに砂糖を入れるとまざりやすい)
4.茶こしで濾して、カップに注いで、できあがり

砂糖の分量は好みで増減してください。
お勧めは波照間島産の黒糖です(白砂糖との差は歴然です)。

このマサラチヤを多めにつくって冷やしておいて、ちょっと疲れたときに1杯どうぞ。
コクのある甘さなので、たくさん飲まなくても満足感があって、エネルギーチャージにぴったりです。
ホットで飲むときは甘さを控える人も、アイスだと、上記の分量くらいがほどよいと思います。

ネパール料理店に行ってミルクティを頼むときに、チャイではなく、
チヤといったら、お店で働いているネパール人スタッフは喜ぶかもしれません。